さようならSD1Merrill。SIGMAのカメラシステム一式すべて売却しました。 #SD1 #SIGMA

SIGMA35mmF1.4_DG_HSMをSD1Merrillに装着(前面)

SIGMAのカメラシステム一式すべて売却しました

決断するのに半年も必要だったよ。
α99を試すだけでは決断できなかったよ。
VarioSonnarまで試してやっと決断できたよ。

正直今でもFoveonの描写には惚れ込んでいます。
「売却する。」という決断が正しかったのか・・・今でも確信が持てません。

でも・・・前に進まなければならない。
そう思って売却を決断しました。

元はと言えばSIGMAに期待し過ぎた自分が悪かったのです

「ジェネレーションMerrill」なんてキャッチコピーを掲げて登場したSD1Merrill。
ついにFoveonもAPS-Cと言う他社と同じ土俵で勝負。
SIGMAは本気だ。
勝手にそう思い込んで発売日にSD1Merrillを購入しました。

「他社と同じ土俵で勝負するからにはPhotoshopLightroomでのRAW対応等をSIGMAがAdobeに技術や開発資金を提供成してでも遂げて他社のデジタル一眼レフカメラと同等の環境を整える。」
そう予想して発売日にSD1Merrillを買いました。

2012年はSD1Merrillを使い込みました。
500pxにもSD1Merrillで撮った写真を投稿し初めて99.5点を取りました。
二眼コスモス
日本AdobeのサポートからもPhotoshopLightroomでのSD1MerrillのRAW対応のお願いをAdobe本社に上げてもらいました。

しかし・・・肝心のSIGMAのサポートからは「SIGMAはPhotoshopLightroomでのRAW対応のために動かない。SIGMAPhotoProの開発に注力する。」と言い切られてしまいました。(;´д`)トホホ…

それから半年。
SIGMAPhotoProの開発のペースや方向性を見ていました。
SIGMAはモノクロームモード等にうつつを抜かし、PhotoshopLightroom等の経験者が一度SIGMAPhotoProを使えばすぐに最大の欠点と思うサムネイルの使い勝手には手をつける気配がありません。
SIGMAに確認した訳ではありませんが・・・サムネイルの使い勝手については開発のプライオリティが低いか・・・最悪改善点になっていないと・・・判断しました。

まだAdobeが独自にSD1Merrillに対応する可能性もあります

しかしFUJIFILMの「X-Trans CMOSセンサー」へは積極的に開発しているのにSD1Merrillについてはその気配すら現状では見えない所を見ると・・・SD1Merrillのユーザ数と開発コストを天秤に掛けて経営的判断をすると可能性は低いでしょう。
(恐らく「X-Trans CMOSセンサー」への対応はFUJIFILMも技術協力しているのだと思います。)

SIGMAが心を入れ替えてSIGMAPhotoProの使い勝手を劇的に改善する可能性もあります。

しかし・・・「ソフトウェアは1日にしてならず。」と思います

PhotoshopLightroomがRAW対応するなり、SIGMAPhotoProの使い勝手が改善されるなりするとしても・・・それは当分先の話になるでしょう。

私がこういう話をblogに書くと「16bitTIFFを使えば良い。」と反論を受けます。
SD1MerrillのRAWFileを16bitTIFFに変換すると写真一枚80MB以上になりますが数年後には128TBのハードディスクが数万円で買えるようになってますよと。

残念ながら私は日本株のシステムトレーダーでもあります。
システムトレーダーは未来を予想しない事を信条としています。
また私の知る限り「数年後には128TBのハードディスクが数万円で買える。」と言うのは経験則に則った楽観的な予想であり技術的な裏付けは何も無いと思います。

また私は金銭的なコストのみを問題にしているのではありません。

  • SD1Merrillで撮影する
  • SIGMAPhotoProでRAWFileを読み出す
  • 16bitTIFFに一括変換する
  • 16bitTIFFをPhotoshopLightroom等に読み込む
  • 現像作業を行う

結構な作業コストです。
PhotoshopLightroomにRAW対応しているカメラならPhotoshopLightroomで直接RAWFileを読み込んでそのまますぐに現像作業を行えます。
SD1Merrillは赤が飽和し易い等色の再現性にも問題があります。
果たしてSD1Merrillで撮った写真一枚を満足できる写真に現像する労力でα99で撮影した写真は何枚仕上げられるのでしょう。

 

バイヤー配列の画像センサーは限りなく写真に近い絵を出力するデバイスです。
理論的にはFoveonの方が優れているのは明らかです。

しかし・・・2012年特にライカ判のバイヤー配列型画像センサーは長足の進歩を遂げました。
自動車において理論的に劣っているレシプロエンジンが理論的に勝っているロータリーエンジンを駆逐してしまったように・・・
Foveonも駆逐される運命・・・
これが2012年にSIGMAが社運を賭けなかった事で決定したように私には思えます。

繰り返しますが私はFoveonの描写には惚れ込んでいます

しかし・・・上記した理由から・・・Foveonを諦めるという結論に達しました。
残念でなりませんが楽観的に予想しても当分の間私がSD1Merrillを使う事は無いでしょう。
正直私の防湿ケースの中でSD1Merrillを飼い殺しにするのは不憫です。
「SD1Merrillを手放して市場に解き放ってやるのがこのカメラに対して掛けてあげられる最後の愛情」
そのような結論に達しました。

 

ありがとうSD1Merrill。
さようなSD1Merrill。

2016/12/10追記:sdQuattroHがDNG形式での出力に対応するそうで

これ・・・注目のアップデートですよね。
使ってみないとなんとも言えないけど。

3層のFoveonが出力するデータをバイヤー配列用の出力フォーマットであるDNG形式に変換して出力する訳ですから、色々制約はあるのだろうと思います。
しかしSPPの苦行から解放されるのなら大歓迎です。(((o(*゚▽゚*)o)))

そもそも最終的な出力形式であるJpegは非可逆圧縮のラスターデータな訳ですし。

2016/12/31追記:sdQH購入しました。(=゚ω゚)ノ

DNG形式のファイルをLrで試してみてポジティブだったので、sdQHを購入しました。

sdQHのDNGファイルをLrで現像してみた

sdQH買っちゃった(ゝω・) テヘペロ

さようならSD1Merrill。SIGMAのカメラシステム一式すべて売却しました。 #SD1 #SIGMA」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: 今月もblogramのカテゴリマイスターになれたけど・・・SD1Merrill売却しちゃったしなぁ。(^^ゞ | marbee's blog

  2. Shoichi Konnai

    今晩は、SD1を調べていたらこちらに来ました。売却されたんですね、私は今月初めてFoveonセンサーのDP1Merrillを買いました。確かにカメラの使いやすさやワークフローは最悪ですが、不便なところを楽しみにしながら撮影、現像しています。新型も発表されたので、価格の行方をみながら、できればDP2,3も買っちゃおうかなーと思っています:)
    捨てる神あれば拾う神ありって感じでしょうか。
    ではでは。。。

    1. marbee投稿作成者

      Shoichi Konnaiさんご訪問&コメントありがとうございます。

      流石にSIGMAPhotoProでの苦行には耐えられませんでした。(^^ゞ
      ですが本文でも触れているようにFoveonの解像感には今でも惚れ込んでおります。

      「Foveon Quattro」で赤の飽和が克服されているのでないかと密かに期待しています。
      http://www.marbee.info/2014/02/10/19030/

      流石にもう一眼レフをシステム一式買い込むのは無理ですが・・・もしQuattroで赤の飽和が克服されているなら・・・軽いスナップ用にDP2Quattroが欲しいかも(・・?
      等と妄想しています。(^^)

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