小松礼雄 ロータス チーフエンジニア 昇格 ここにも侍が一人 #f1gp

小松礼雄が、2015年シーズンからロータスのチーフエンジニアに昇格した。

小松礼雄が、2015年シーズンからロータスのチーフエンジニアに昇格した。

F1チーム「ロータス」の小松礼雄エンジニアがチーフエンジニアに昇格しました。ヽ(=´▽`=)ノ
粘り強くロマン・グロージャンを育てた成果が認められましたかね。
F1の世界に残る数少ない侍だよぉ。

メカニックとエンジニアは別の職業

まあ・・・レースに詳しい人にとっては常識だけど。
レースの知識が無い人はココを混同している場合が多いのでちょっと私なりに解説してみたいと思います。

たぶん一般の人がレースの世界で働く技術系の人と言ったら「工具を使ってマシンをイジる人」をイメージしますよね?
これはメカニックと言う職業です。

エンジニアはコレとは別の職業です。
「ドライバーからマシンの状態を聞き出し、データエンジニアが採取して来たデータを分析し、マシンのセッティング等を考え、メカニックに作業の指示を出す人」コレがエンジニアです。

  • メカニックの経験
  • ビークルダイナミクスの知識
  • エアロダイナミクスの知識

が必要な難しい職業です。

チーフエンジニアとは?

通常マシン1台に一人のエンジニアが付きます。
小松さんはエンジニア時代にロマン・グロージャンのマシンを担当していました。

F1の場合1チーム2台のマシンを走らせます。
なのでエンジニアは二人居ます。

当然この二人のエンジニアを統括する人が必要になります。
これがチーフエンジニアです。
チーフエンジニアはエンジニアからの意見をファクトリーにフィードバックしマシン開発の方向性を決める事も仕事です。
ある意味マシンの戦闘力はチーフエンジニアの力量に掛かっていると言っても良いと思います。

可夢偉が3位表彰台に乗った時のザウバーでチーフエンジニアだったジェームス・キー辺りを想像してもらえば判ると思います。
ジェームス・キーが居なければザウバーはアレだけに戦闘力を発揮する事はできず、可夢偉は表彰台に乗れなかったでしょう。

2015年からメルセデスパワーユニットにスイッチするロータス。
ロータス復活は小松さんの双肩に懸かっていますかね。

2 thoughts on “小松礼雄 ロータス チーフエンジニア 昇格 ここにも侍が一人 #f1gp

  1. しのぴんのつぶやき (@shinopin_twi)

    小松さんはレース中の無線交信に声が出たりしてましたが、チーフエンジニアに昇格したので今年は「声」を聞けなくなりますね。その代わりピットの映像にはたびたび出る様になるかも!?。
    そう言えばフェラーリを離脱した浜島さんは今後どうするのでしょう?。

    返信
    1. marbee 投稿作成者

      コメント修正しておきました。(^^)

      2015年パワーユニットをメルセデスに変更するロータス。
      もし戦闘力を取り戻す事に成功すれば小松さんが映る機会は多くなると思いますよん。(^^)

      浜島さんは引退・・・かな(・・?
      相当頑張ったし今後どうするにしてもしばらくはゆっくり休んでご自愛して欲しいと思います。

      返信
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