F1 2015 イタリア 決勝 メルセデスAMG 薄氷の勝利 #f1gp #ItalianGP

ルイス・ハミルトンの優勝が確定 : F1イタリアGP

レース終盤。
トップをクルージングするハミルトン。
そこに飛ぶピットからの不可解な指示。
「理由は聞くな。全速力で飛ばせ!!」
訳がわからないまま全速力で走るハミルトン。
「これ以上飛ばせないけど・・・これで良いの?」
「OK。とにかくそのままチェッカーまで全開で飛ばせ!!」

リザルト

順位 No. ドライバー チーム
1 44 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG
2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
3 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
4 77 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ
5 7 キミ・ライコネン フェラーリ
6 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア
8 3 ダニエル・リチャルド レッドブル
9 9 マーカス・エリクソン ザウバー
10 26 ダニエル・クビアト レッドブル
11 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ
12 33 マックス・フェルスタッペン トロ・ロッソ
13 12 フェリペ・ナスル ザウバー
14 22 ジェンソン・バトン マクラーレン
15 28 ウィル・スティーブンス マノー・マルシャ
16 98 ロベルト・メルヒ マノー・マルシャ
6 ニコ・ロズベルグ メルセデスAMG
14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
8 ロマン・グロージャン ロータス
13 パストール・マルドナド ロータス

メルセデスAMGはスタート時のタイヤ内圧が低すぎたそうで

レース後、タイヤ内圧の件で審議となっていたルイス・ハミルトンの優勝が確定した。
FIAは、レーススタート5分前にトップ4のマシンのタイヤ内圧をチェック。ルイス・ハミルトンのタイヤ内圧は0.3psi、ニコ・ロウズベルグは1.1psi下回っていた。

前戦での「ベッテルがタイヤ使いきった事件」もあったのでFIAもナーバスになっていたのでしょう。
もしペナルティを受ける事になれば、2位を走るベッテルが繰り上げ優勝となる可能性もあった訳で。
メルセデスAMG首脳陣は焦ったのでしょうね。
場所がイタリアだけにバーニーの黒い力も働いてペナルティとなる可能性も考えたでしょう。

テレビを見ている段階では私も訳がわかりませんでした。(^_^;)
ハミルトンは混乱したでしょうね。

パワーユニット使用基数制限キツ過ぎない?

ニコは可哀想でしたよね。
高低差が激しく全開率も高いスパを走ったパワーユニットで、これまた高速サーキットで全開率の高いモンツァを走る。
そりゃ壊れますわな。
3位まで挽回したのに残り2周でブロー。

チームメイトのハミルトンは新しいパワーユニットを使って優勝しているだけに悔しくて今夜は眠れないでしょう。(~_~;)

パワーユニットに優しいレース運びが出来ているメルセデスAMGでもこのような事態に陥るのですから、他のチームはもっとキツイでしょう。
使用基数制限は考え直した方が良いのでは?

ライコネンは気負い過ぎました

絶妙なクラッチミートを狙いすぎてアンチストールが作動。
スタート大失敗。
なんとか手動で再起動して走り出せたのは不幸中の幸いでした。
是が非でもスタートでハミルトンの前に出たかったのでしょう。

結果は残念でしたが、狙うのはドライバーとして当然の事。
彼の事を非難する人はレースを理解していない人でしょう。

マクラーレンはいい加減現実逃避を止めて欲しいです

マクラーレンが、ホンダにF1プロジェクト総責任者を務める新井康久の更迭を要求したと Sky Sport が報じた。
フェルナンド・アロンソは、MP4-30がコーナーでメルセデスに対してコンマ3秒を失っていると述べ、残りの不足分はホンダのパワーユニットのパワーブソクによるものだとリポーターに延べた。

リアウィングにガーニーフラップを付けているのだから直線スピードを失っているのは当たり前な訳で。
ショートノーズを使っていれば(そして機能していれば)ガーニーフラップは不要だったと推測される訳で。
ホンダに文句を言う前にやるべき事がマクラーレンには山積みなように思います。

新井さんをスケープゴートにして現実逃避するつもりなんですかね。(・・?

次戦はシンガポールGP

【予選】9月19日(土) 24:00~25:00
【決勝】9月20日(日) 23:30~25:10

魅惑のナイトレース。
スリリングな市街地コースです。

F1サーカスもヨーロッパを離れて、ここからはフライアウェイの終盤戦です。
各チーム開発の焦点を2016年マシンに移す時期でもあります。
フォース・インディアがアップデートを入れてB_SPECマシンを完成させる予定だったと思います。
恐らくそれが最後で、今後大きなアップデートは無いでしょう。
メルセデスパワーユニット勢は今回ハミルトンが使った新SPECパワーユニットを順次投入して行くから少しは速くなるのかな。(・・?

シンガポールの次は日本GP。
マシンはシンガポールから日本に直接空輸されます。
日本GPを占う意味でも各チームの戦力を観察したいです。(^^)

カテゴリー: モータースポーツ | タグ: , , , , | 投稿日: | 投稿者:

広告


marbee について

ある時はフォトグラファー、またある時はブロガー。果たしてその実態は?1973年生まれO型男独身

RSS

ソーシャルメディアもチェェェックヽ(^o^)丿

関連記事

4 thoughts on “F1 2015 イタリア 決勝 メルセデスAMG 薄氷の勝利 #f1gp #ItalianGP

  1. しのぴんのつぶやき (@shinopin_twi)

    ロズベルグ・・・ライコネン・・・挽回したい人達にとって散々だったモンツァのレースでしたね。
    逆にハミルトンは終盤の危機もなんのその、お咎め無しでポイントぶっちぎり状態。
    これが今年の「流れ」なんですかね?。

    返信
    1. marbee 投稿作成者

      ロズベルグのパワーユニットは壊れるべくして壊れたので・・・チームがハミルトンをチャンピオンにするつもりなんではないかと勘ぐってしまいます。
      去年みたいに2人がギスギスしないように、あえてポイント差を作っているような。(・・?

      返信
  2. masakazoo

    メルセデスとかフェラーリのMGU-Hって、どういう構造になっているんだろうと、最近気になっている。来年MGU-Hを改良しても、メルセデスもさらに他の部分を強化するので、上には立てないだろう。

    二、三年待つか、規約の大変更がないと、マクラーレンホンダの大化けが難しい今日この頃になってしまったね。

    返信
    1. marbee 投稿作成者

      MGU-Hはホンダとあまり変わらないのではないでしょうか。(・・?
      http://f1-gate.com/honda/f1_26993.html
      MGU-Hは熱をエネルギーに回生する装置ですから、一番熱くなるタービンに隣接して配置していると思うのです。

      最近のホンダパワーユニットは全開で踏んでも壊れないし・・・新井さんの言うように悪くない性能を発揮しているように感じるのです。
      ピークパワーではメルセデスやフェラーリに劣っているのでしょうが、そこはサイズゼロコンセプトを採用した時から覚悟していたハズなので・・・

      マクラーレンの車体がホンダパワーユニットを活かしきれていないと思う今日この頃。

      返信
コメントする際はまず運営ポリシーをご確認ください。m(_ _)m

masakazoo へ返信するコメントをキャンセル

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

広告